MaruMine’s blog

発達障害者の愚痴やプログラミング、ゲーム開発なんかについて書きます。

人のせいにしない

結論から言います、人のせいにしてはいけないなんてことはありません。

中には人のせいにして良い事もあります。そして何事も自分が悪いと自分に原因を求める事は苦しくなるだけなのでそういう生き方は毒ですので意識して改善していったほうがいいでしょう。

 

人のせいにしてはいけないと子供の頃から大人たちに言われてきた人は多いと思います。

確かに人のせいにするというのは良いことではないかもしれませんが、世の中には本当に人のせいな事はあります。そういう事も人のせいにせず自分が悪いと自分の中に原因を探し続けるととても苦しくなります。

例え話ですが、カクテルパーティ効果というものをご存知でしょうか?

多くの音の中から、自分が必要としている情報や重要な情報を無意識に選択することができる脳の働きのことをいいます。例えばパーティ会場なんかで大勢がいてそれぞれが同時に話をしていて他の声がノイズの様に飛び交っていますが目の前の相手との会話ははっきりと聞き取れるのはその効果が働いているからです。

しかし、発達障害当事者の中にはその効果が上手く働かず他の会話の音声が入ってきたり、環境音が邪魔して会話に集中できないという人がいます。自分もその一人です。

小学校の頃、クラスメイトにどんどんと一歩一歩に体重を落として歩く子がいて自分はその音と揺れ、そして過剰な動きまでが目に入って集中できない事がありましたが、他の生徒や先生から「お前の集中力が足りないだけだ」と言われ続けてきました。それ以来あてつけの様に自分が悪い自分が悪いと言うようになりました。

自分の過去の実体験では本当に自分に集中力がないのか、うるさく歩くクラスメイトが悪いのかは判断が難しいですが、思考停止で自分が悪いとあてつけで自責する様になると周囲からは煙たがられる上に自分は苦しいだけです。苦しいのは本心では自分は悪くないと思っているのに、無理に自分が悪いと思うから苦しくなるのです。

それでも自分のせいにしてしまうというならせめて納得できる原因を見つけましょう。

納得できないのにとりあえず自分が悪いと言ってたら苦しいだけなので。