MaruMine’s blog

発達障害者の愚痴やプログラミング、ゲーム開発なんかについて書きます。

時間管理が苦手

 MaruMineです

 前々職について思い出した事があったのでブログにまとめます。

 

 その時の仕事はプログラマーだったのですが、技術的に足りない部分があったのはもちろんなんですけどなにより時間管理が全然できなかったんですよね。新人が仕事できないのは当たり前だと思って上は雇ってるんですよね、だから能力の低さはあまり問題ないんです。それよりも時間管理が上手くできないところが問題です。

 例えば、上が僕の能力なら2時間で終わるタスクを投げたときに、2時間経ってできてませんって報告するとすごく迷惑がかかるんですね。上は2時間で終わる事を想定して仕事を振ったわけで、それが終わったら次に振りたい仕事があったわけなんですよ。だから全体のスケジュールが乱れるわ自分が任されたタスクは他の人がやるわですごく迷惑がかかりますね。特にスケジュールが狂うところ。

 じゃあどうすればよかったのか?僕は当時の先輩から与えられた時間の半分の時点で進捗を報告すると良いと言われました。先程新人はできない前提という事を言いましたよね?だから上もできない事を承知で仕事を投げるのですが早い段階で躓いたりできそうにないと報告して欲しいんですよね。もちろんいきなりできませんというのは無しです。時間が残っているタイミングならリスケもできるので上としては助かるわけです。作業も代わってくれたりします。そのかわりに新しい仕事が振られます。

 こんなの常識でしょって思うかもしれませんが僕は全然できなかったんですよね。時間管理というのが本当に苦手で気付いたらもう与えられた時間直前だってなって、「この時間何してたの?」と言われる事が多かったですね。

 時間管理で与えられた時間内で計画を立てるのが苦手でありもう一つ、その作業にどれくらい時間がかかるのかを見積るのもすごく苦手なんですね。家から駅に行くのにかかる時間や、商品をダンボール30箱に詰める作業とかだとわかりやすいものの、プログラミングは2000行のコードを書けば良いみたいな単純作業ではないんですね。

 自分が過去にやってた作業をざっくりまとめると以下の様になります。

  1. タスクに対する問題点を見つける
  2. 問題点に対する解決方法を調べる
  3. 2で調べた解決方法からどの手段が適切であるか分析する
  4. 3で決めた解決方法を実行する

1,2でどれくら時間がかかるかわかりません。1時間かかれば10分で終わるときもありますし何日も費やすときがあります。なので見積りが簡単にできないんですね。これこそプログラマに必須なスキルなんですよ。下手すりゃプログラミングスキルよりも優先度が高いと言えますね。この時間管理が苦手な自分はプログラマに向いてないと言えるでしょう。頭脳労働はタスクにどれくらい時間がかかるのかコスト意識がないと務まらない仕事ですので僕には向いてないというのは自明です。単純労働が自分には合ってます。もしも自分は発達障害はあるけど時間管理は得意だという方がいればその人は頭脳動労が向いてると言えるでしょう。